花火

東京、横浜、伊豆、新潟、等々今年も沢山の花火を見た。
素晴らしい!という想いで一杯になり感動の嵐だった。
花火師の職人としての想いも一発に沢山詰まっていて、私達を喜ばせてくれる。
横浜開港祭の時、たまたま入院していた病院から2日間連続で花火を見る事が出来た。
1日目は迫力があって芸術的で素晴らしい花火だった。
2日目もワクワクしていると、空が曇っている。
花火中止かな~と思っていると、バン!!と打ち上がった。
でも雲でちゃんと見えない。
下のほうで開く花火は見えたけど、空高く舞い上がった花火は微かに見える感じだった。ちょっとガッカリしていると、「この花火、俺と同じだなー。もう一花咲かせようと思ったけど余命3ヶ月じゃ無理だ。ガハハハハー」と、、、隣りで明るく紳士が言った、、、
曇り空で微かにしか見えない花火が、凄く切なくなって涙が出るほど感動して見入ってしまった。花火が開いた後の滴がなんとも切ない。花火師も精魂かけて作った花火が最高の条件で打ち上がってくれたら、感無量だったと思う。でも僅かな条件の中で精一杯咲いている花火は、私の中で一生忘れる事が出来ない最高の花火だった。 

Satomi

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